議案第59号

2026年9月 議決

福岡県田川地区消防組合規約の変更について

福岡県田川地区消防組合の規約変更。組合議会の議員から関係市町村の長を外し、定数18人の内訳を田川市4人(これまで5人)・他の7町村各2人に改め、副管理者8人のうち7人を管理者以外の市町村長とする。9月29日の本会議で日本共産党市会議員団の佐藤俊一議員が反対討論を行い、起立採決で賛成多数により原案可決。令和9年4月1日施行。

一部事務組合

議案第59号 福岡県田川地区消防組合規約の変更について

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👉 審議のステータス

原案可決
議案 提出
委員会 審査
本会議 議決
可決

この議案の情報のもと

  • 出典: 公式、議決結果のページ議案番号・件名・提出者・議決結果議決結果のページのもとの資料
  • 出典: 公式、議案説明資料解説(議案の内容)
  • 出典: 文字起こし、本会議の中継解説(質疑・討論・採決のようす)
出典の種類と読み方について

議員別の賛否

全会一致(全員賛成・賛否は分かれませんでした)

注記・出典を見る

※田川市議会は、賛否が分かれた議案のみ議員別の賛否を公表しています。この議案は賛否の公表対象になっておらず、全会一致で議決されています(欠席・退席した議員がいる場合があります)

出典: 田川市議会 議決結果ページ

解説

ポイント解説

  • 田川市と7つの町村でつくる福岡県田川地区消防組合について、議会の組織・議員構成・執行機関の組織を変える規約変更
  • 組合議会の議員は関係市町村の議会議員から互選することとし、市町村長は議員にならない形に改める
  • は18人。内訳は田川市4人(これまでは5人)、香春町・添田町・川崎町・糸田町・大任町・福智町・赤村が各2人
  • 副管理者は8人とし、7人は管理者を務める市町村長以外の関係市町村長、1人は管理者が組合議会の同意を得てする
  • 施行は令和9年4月1日
  • 9月29日の本会議で、日本共産党市会議員団の佐藤俊一議員がを行い、起立による採決の結果、賛成多数で原案どおり可決された

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なぜこの議案が出たのか

副市長は9月7日の本会議で、変更の主な内容として次の3点を挙げた。第1に組合の議会の組織から関係市町村の長を除くこと、第2に副管理者について、これまで組合議員の中から議会の同意を得て選任していた形を改め、管理者を務める市町村長以外の市町村長7人を充てること、第3に組合議員の定数について本市から選出する議員を5人から4人に変更し、合計18人とすることである。

市民生活部長はへの答弁で、改正の理由について、首長の立場を考えると本来は執行部側がふさわしいところをこれまで議員として務めてきたこと、消防組合議会でもそのことに関する質問があったこと、福岡県内でとして消防組合を構成している団体は田川地区を含め13あるが、首長が議員を務めているのは田川地区のみだったことを挙げた。

具体的な内容

福岡県田川地区消防組合規約(昭和45年 45地第126号許可)を次のように変更する。

第5条(組合の議会の組織)
議員定数を18人とし、選出区分を田川市4人、香春町2人、添田町2人、川崎町2人、糸田町2人、大任町2人、福智町2人、赤村2人とする。

第6条(組合の議員の選任の方法)
組合の議員は、関係市町村の議会において、関係市町村の議会の議員のうちから互選された者をもって充てる。欠員が生じたときは、その議員を互選した関係市町村で速やかに補充する。

第7条第1項
「長、副市町村長又は」を削る。

第8条(組合の執行機関の組織及び選任の方法)

  • 管理者1人を置き、関係市町村の長のうちから互選する
  • 副管理者8人を置く。内訳は、管理者以外の関係市町村の長7人(第1号副管理者)と、管理者が組合の議会の同意を得て選任する者1人(第2号副管理者)
  • 管理者および第1号副管理者の任期はその者が属する市町村長の任期により、第2号副管理者の任期は2年
  • 会計管理者1人を置き、管理者の補助機関である職員のうちから管理者が命ずる

根拠は地方自治法第286条第1項および第290条。附則により令和9年4月1日から施行される。

議会での主な論点

9月7日の本会議での質疑
議員から「田川市選出の議員が5人から4人に1人減る一方、他の7町村はもともと2人でそのまま2人という理由を教えてほしい」との質問があった。

市民生活部長は、定数については8市町村の消防担当課長会議でさまざまな議論があり、それぞれの自治体から改正後の人数の案を出し合ったと説明。均一を図るなら本来は2人ずつが正しいという意見だったが、田川市については人口規模や消防本部が所在することが考慮され、1人を追加した4人になったと答えた。

議員がさらに「なぜ3人でも5人でもなく4人なのか、具体的な理由はあるのか」と重ねてたずねたのに対し、部長は、の見直しはゼロベースで各自治体が案を出す形で進めたこと、田川市からは「田川市5人・他町村2人」と「田川市4人・他町村1人」の2案を提案したこと、他の7町村からは1人では欠席したときに不在になるので2人がよいという意見が出たことを説明した。

そのうえで部長は、県内には田川地区を含め13の消防組合があり、田川地区を除く12のうち市町村で構成される消防組合は8組合、そのうち人口規模に比例した議員定数と思われるのが3組合、田川地区と同様に市の議員定数が人口規模に比べて少ないと思われるのが5組合だとして、今回の決定は田川地区だけが特異な例ではないと答えた。

9月29日の本会議での質疑と反対討論
佐藤俊一議員は総務文教委員長に対し、議員だった市町村長を執行部側に位置づけることで執行機関の費用が増えるのではないか、田川市の議員が1人減り、町村では新たに議員が選ばれることになるが、議員報酬などはいくら減っていくら増えるのか、とたずねた。委員長は、委員会ではから定数の変更などの説明は受けたが、費用の増減については議論がなかったと答えた。

続いて佐藤議員は、日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行った。これまで田川市からは市長1人と議員4人の計5人が組合議会に出ていたが、改正で市長の枠がなくなって4人になる一方、町村の枠は2人のまま維持され、全体では19人から18人に1人減ると説明した。市町村長を組合議員から外して執行部側に位置づけること自体には異議はないとしたうえで、議員定数は本来組合議会でも議論されるべきなのに、組合議員に確認したところ組合議会では説明もなく、組合議員の意見も聞かれなかったと指摘した。構成市町村の首長や課長などの会議での協議によって田川市の定数を1人減らすことは、議会のチェック機能とともに住民の声が反映されにくくなるもので、必要性や費用の増減などのメリット・デメリットが十分に示されていないとして、反対を表明した。

審議の経過

9月7日の本会議での説明と質疑が行われ、所管のに付託された。9月14日の総務文教委員会で審査され、異議なくとなった。

9月29日の本会議で総務文教委員長が審査結果を報告した。委員長は、福岡県内の消防の一部事務組合で市町村長を議員としている組合はほかになく、この現状を適正化するための見直しだという執行部の説明があったと述べた。委員長報告に対する佐藤俊一議員の質疑と、同議員の反対討論(上記)のあと、ほかに討論はなく、起立による採決が行われ、賛成多数で原案どおり可決された。

議案情報

  • 議案番号: 議案第59号
  • 件名: 福岡県田川地区消防組合規約の変更について
  • 提出者: 市長提出
  • : 令和8年(第6回)9月定例会(2026-09-07〜2026-10-08)
  • 議決結果: 原案可決
  • 議決日: 2026-09-29

出典

※ 上記の解説は、田川市議会公式サイトが公開する議案説明資料等と、公式YouTubeチャンネルの本会議中継映像(自動字幕)をもとに作成しています。本会議録は本稿執筆時点(2026年9月)で田川市議会 会議録検索システムに未公開のため、発言の細部は中継映像でご確認ください。

この議案に出てくることば11語

提案理由説明

議案を出した側(市長など)が、なぜこの議案が必要かを本会議で説明すること。その後に議員が質疑をします。

質疑

議案の内容について議員が執行部(市の側)に質問し、答えを求めること。意見を述べる「討論」とは区別されます。

討論

採決の前に、議案に賛成か反対かの立場を明らかにして意見を述べること。反対討論・賛成討論があります。

委員会付託

本会議に出された議案を、専門の委員会(総務文教・厚生・建設経済など)に回して詳しく審査してもらうこと。委員会の結果を受けて本会議で採決します。

原案可決

出された議案が、修正されずにそのまま可決されたことです。

規約

一部事務組合や広域連合など、複数の自治体でつくる団体のルール。変えるには関係する各議会の議決が必要です。

人事案件

副市長や教育長、監査委員などの選任について、市長が議会の同意を求める議案です。

執行部

市長をトップとする市役所側のこと。議会(議決する側)に対して、実際に仕事を行う側です。

提出時の説明資料(PDF)

議会への提出時に配布された議案説明資料です。リンク先は田川市公式サイトに掲載されたPDFファイルです。

掲載コンテンツについて

掲載されている議案情報は、田川市議会に提出された議案・議決結果・本会議の会議録などの公開情報を基に、みらい議会@田川市の運営者がAIを活用しながら背景情報を整理したものです。会議録が公開される前の直近の会期は、公式YouTube中継の文字起こしを使っています。この議案が何をもとにしているかは、ページ上部の「この議案の情報のもと」と本文末尾の「出典」に示しています。

出典の種類と読み方について

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