議案第62号

2026年10月 議決

令和8年度田川市一般会計補正予算(追加)

9月定例会の最終日に追加で提出された一般会計の補正予算。令和8年熊本地震で被災した後藤寺小学校の受水槽・高架水槽の復旧費1,963万8,000円と、堤体の一部に陥没が確認された伊加利地区の農業用ため池の復旧に向けた設計等委託料1,831万5,000円の計3,795万3,000円を追加し、予算総額を367億4,259万8,000円とする。10月8日の本会議で提案され、休憩中の委員会審査を経て、同日、異議なく原案可決。

予算

議案第62号 令和8年度田川市一般会計補正予算(追加)

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👉 審議のステータス

原案可決
議案 提出
委員会 審査
本会議 議決
可決

この議案の情報のもと

  • 出典: 公式、議決結果のページ議案番号・件名・提出者・議決結果議決結果のページのもとの資料
  • 出典: 公式、議案説明資料解説(議案の内容)
  • 出典: 文字起こし、本会議の中継解説(質疑・討論・採決のようす)
出典の種類と読み方について

議員別の賛否

全会一致(全員賛成・賛否は分かれませんでした)

注記・出典を見る

※田川市議会は、賛否が分かれた議案のみ議員別の賛否を公表しています。この議案は賛否の公表対象になっておらず、全会一致で議決されています(欠席・退席した議員がいる場合があります)

出典: 田川市議会 議決結果ページ

解説

ひとことで言うと

令和8年熊本地震(7月28日発生)で被災した後藤寺小学校の受水槽と高架水槽を直す費用と、堤体(ため池の水をせき止めている堤の部分)の一部が陥没した伊加利地区の農業用ため池を直すための設計などの費用を、急いで予算に加える補正です。合わせて3,795万3,000円で、財源は国のと市の借入れ()が中心です。9月定例会の最終日に追加で提出され、その日のうちに可決されました。

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ポイント解説

  • 令和8年度一般会計補正予算(第5号)。歳入歳出にそれぞれ3,795万3,000円を追加し、補正後の予算総額は367億4,259万8,000円になる
  • 9月29日に可決された9月補正(議案第50号)とは別に、9月定例会の最終日(10月8日)に追加で提出された
  • 中身は2つ。後藤寺小学校の受水槽・高架水槽の災害復旧(1,963万8,000円)と、伊加利地区の農業用ため池の堤体の陥没に対応するための設計等委託料(1,831万5,000円)
  • 財源は国庫負担金1,286万5,000円と市債2,470万円で、不足する38万8,000円はからので埋める
  • ため池の陥没が地震によるものかどうかについて、は10月8日ので、災害の可能性は高いが確定には至っていないと説明した
  • 10月8日の本会議で提案され、休憩中に総務文教委員会と建設経済委員会で審査されたあと、同日、異議なく原案どおり可決された

なぜこの議案が出たのか

副市長は10月8日の本会議で、今回の補正について、7月28日に発生した令和8年熊本地震に伴う災害の復旧などのため、早急に予算措置をする必要が生じた事項を計上したと説明した。

同じ日の朝に開かれた議会運営委員会では、執行部が次のように説明している。

  • 後藤寺小学校の受水槽と高架水槽は、8月28日に破損が確認された。財政課長は、破損の状況などから、7月28日に発生した令和8年熊本地震(田川市では震度3を観測)によるものと推察されると述べた
  • 伊加利地区の農業用ため池は、9月10日に堤体の一部の陥没が確認された。堤防の復旧工事を行うにあたり、今回の補正では測量設計業務のを計上する

この説明に対し、委員が、小学校の復旧工事は熊本地震によるものと推察されるとされているが、ため池にはその説明がなく、地震の影響が原因だと確定されなかったのかとたずねた。財政課長は、ため池にはまだ水が張っていて、水を抜いて調査しないと災害かどうかの確認ができないとし、災害の可能性は高いが、確定というところにはまだ至っていないと答えた。あわせて、財源には地方債を充てることができ、災害と同様の財源措置がなされていると説明した。

具体的な内容

歳出

  • 災害復旧費(+1,963万8,000円):小学校施設災害復旧事業費(教育総務課)。後藤寺小学校の受水槽と高架水槽の復旧にかかる費用で、内訳は学校施設災害復旧工事請負費1,910万7,000円、アスベスト含有調査委託料49万5,000円、清掃委託料3万6,000円。財源は1,286万5,000円、市債640万円、一般財源37万3,000円
  • (+1,831万5,000円):農地、農業用施設管理一般経費(農政課)の設計等委託料。伊加利地区の農業用ため池の堤防の復旧工事に向けた測量設計などの費用。財源は市債1,830万円、一般財源1万5,000円

歳入

  • 国庫支出金 +1,286万5,000円(公立学校施設災害復旧費国庫負担金)
  • 市債 +2,470万円(農業用施設改修事業債1,830万円、文教施設災害復旧事業債640万円)
  • 繰入金 +38万8,000円(財政調整基金繰入金)

地方債補正(変更)

  • 農林施設整備事業:限度額 2億1,500万円→2億3,500万円
  • 災害復旧事業:限度額 2,000万円→3,000万円

金額は補正予算書(PDF)に基づく。

審議の経過

10月8日の朝の議会運営委員会で、執行部が最終日の追加議案として説明した。同日の本会議で副市長がを説明し、はなく、所管のに付託された。本会議の休憩中に総務文教委員会と建設経済委員会が開かれ、それぞれ所管部分を審査した。

再開後の本会議では、2人の委員長が審査結果を報告し、どちらも原案のとおり可決すべきものと決定したと述べた。報告のうち主なものは次のとおり。

  • 総務文教委員長:後藤寺小学校の受水槽と高架水槽の復旧工事は、メーカーが生産を停止していて部材などの調達ができないため、同じ容量の水槽を新設する方法で行うとの説明があった。委員が、ほかの学校にも同じような古い設備があるのか、飲料用の設備とのことだが復旧工事まで問題はないのかとたずね、執行部は、ほかにも同様の設備があるが定期的に点検し、不具合があればその都度修繕していること、この設備はすでに応急処置をしていて現段階の使用に問題はないことを答えた
  • 建設経済委員長:伊加利にある農業用ため池の堤体に陥没が確認され、執行部からは、原因として地中の破損によって土が流れ出ている可能性が考えられるため、設計業務などを実施する予定だとの説明があった。委員からは、業者の選定にあたっては市内の業者を活用してほしいとの要望があり、執行部は、が可決されたあとに業者選定委員会で議論することになると答えた。陥没した箇所の周辺の安全対策についての質問には、周りにバリケードを置いて市民が近づけないようにしていると答えた

委員長報告に対する質疑とはなく、異議なく原案どおり可決された。

議案情報

  • 議案番号: 議案第62号
  • 件名: 令和8年度田川市一般会計補正予算(追加)
  • 提出者: 市長提出
  • : 令和8年(第6回)9月定例会(2026-09-07〜2026-10-08)
  • 議決結果:
  • 議決日: 2026-10-08

出典

※ 上記の解説は、田川市議会公式サイトが公開する議案説明資料等と、公式YouTubeチャンネルの本会議中継映像(自動字幕)をもとに作成しています。本会議録は本稿執筆時点(2026年9月)で田川市議会 会議録検索システムに未公開のため、発言の細部は中継映像でご確認ください。

この議案に出てくることば20語

補正予算

年度の途中で、当初決めた予算に金額を足したり組み替えたりすること。急な支出や国の交付金に対応するために組まれます。

一般会計

市の基本的な仕事(福祉・教育・道路・消防など)のお金をまとめて扱う、市の予算の中心となる会計です。

歳入

市に入ってくるお金のこと。税金、国や県からの交付金・補助金、借入れ(市債)などがあります。

歳出

市が使うお金のこと。予算では「総務費」「民生費」のように、目的ごとの区分で示されます。

歳出の区分(総務費・民生費など)

歳出を目的ごとに分けたもの。総務費は市役所の運営や企画、民生費は福祉、衛生費は健康やごみ、農林業費は農業、商工費は産業、土木費は道路・河川・住宅、消防費は消防・防災、教育費は学校や文化のお金です。

基金

決まった目的のために市が積み立てているお金(貯金)。使うときは「繰入れ」、貯めるときは「積立て」と呼びます。

財政調整基金

年度によって収入や支出が大きく変わっても市の仕事を続けられるよう、備えとして積み立てている基金。収支が合わないときの穴埋めに取り崩します。

繰入金

基金や別の会計からお金を移して、その会計の収入にすること。反対に、他の会計へお金を出すのが「繰出金」です。

提出時の説明資料(PDF)

議会への提出時に配布された議案説明資料です。リンク先は田川市公式サイトに掲載されたPDFファイルです。

掲載コンテンツについて

掲載されている議案情報は、田川市議会に提出された議案・議決結果・本会議の会議録などの公開情報を基に、みらい議会@田川市の運営者がAIを活用しながら背景情報を整理したものです。会議録が公開される前の直近の会期は、公式YouTube中継の文字起こしを使っています。この議案が何をもとにしているかは、ページ上部の「この議案の情報のもと」と本文末尾の「出典」に示しています。

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