ごみ収集の債務負担行為(今村寿人議員)
今村議員は、一般廃棄物収集運搬業務委託料の債務負担行為について「今年度末で契約期間が満了して新たに入札を行うA工区と、昨年の契約解除後に再入札を行ったB工区の契約変更の合計額という認識でよいか。A・Bそれぞれの内訳は。車両の維持管理費や修繕費は含まれるか」とたずねた。市民生活部長は、認識のとおりであること、内訳は厚生委員会で詳しく説明したいこと、修繕料等も含まれていることを答えた。
続いて今村議員が「B工区でパッカー車を1台追加し収集区域の区割りも変更すると聞いているが、新たに契約変更するものか、昨年の再入札時から契約書に盛り込まれていたものか。なぜ増車・区域変更をするのか」と質問。部長は、令和7年4月から新しい環境センターへのごみ搬入が始まり、パッカー車の搬入時間が原則16時までと以前より30分早くなったことでA・B両工区のごみ搬入が逼迫し、休憩時間も作業を行うような状況が続いていると説明。その対策として次期契約となる令和9年度からA工区かB工区のどちらかでパッカー車を1台増やす方針を内部で決定し、令和7年9月補正で現行6台を1台増やして7台を更新する予算を計上した。その後、昨年12月議会でB工区の契約を令和8年3月末で解除することが決まったため、B工区について令和9年度からパッカー車を1台増やす仕様書を作成して本年1月に入札を行った、と経緯を述べた。
3回目の質疑で今村議員は「環境センターから遠い側のB工区を増やすより、近い工区を増やすほうが合理的ではないか。B工区は契約期間中でA工区は今年度で契約が終わるという違いが判断に影響したのか。区割りはどの工区からどの工区へ何箇所変更するのか。搬入時間の短縮を根拠にするなら、実際に収集業務に遅延が生じた日数と時間はどの程度か」とただした。部長は、収集しながら満杯になった時点で処分場へ搬入するため起点によって差はあるが、試算ではA・B工区で処分場までの距離に大きな差はないと回答。B工区を増やした理由については、B工区は新規に契約を結んだところであり、仮にA工区に1台増やす場合は現在のB工区の契約を減額しなければならなくなるためだと説明した。遅延の実績については手元に資料がないとしつつ、収集運搬を行っている業者にアンケートを取って実態を把握しており、業者からもそうした声を聞いていると答えた。
田川地区広域環境衛生施設組合負担金の内訳(柿田孝子議員)
柿田議員は「当初予算では前年度と同額を計上し、正式な負担額が示されたことから補正を組んだという説明だった。広域環境衛生施設組合にはごみと斎場の事業がある。その内訳が分かれば教えてほしい」と質問した。市民生活部長は、負担金は広域環境衛生施設組合の負担金5億3,693万5,000円と、事業系一般廃棄物処理手数料に係る交付金を合わせたものだと述べたうえで、組合負担金の内訳として斎場の運営費4,439万2,000円、斎場の建設費2,340万1,000円、ごみ処理費2億9,649万円などを挙げ、残りが組合の議会・総務費にあたると答えた。
柿田議員がさらに斎場の建設費について「いつからの建設費で、具体的に引き継がれてきた金額なのか」とたずねたのに対し、部長は、広域組合に統合する前の斎場組合の時代から、施設の年数が経ってきていることを理由に8市町村で建て替えのための費用を積み立てており、広域組合に統合された後も継続していると説明した。
物価高騰対策の交付金
議員から、6月議会の一般質問で取り上げた物価高騰対策に活用できる国の交付金(約2,500万円)が9月補正に計上されていないが今後どう扱うのか、という質問があった。総務部長は、交付額が約2,500万円と非常に少額であり、効果的な方策や手法を今なお検討中であるため、今回の補正予算での計上は見送っていると答えた。