この会議で何があったか
令和7年3月19日の本会議(3月定例会の最終日)では、総額357億3696万1000円の令和7年度一般会計予算(議案第6号)が、新庁舎整備事業費など4事業を減額する修正案を否決したうえで、起立多数で原案どおり可決されました。国民健康保険税の税率を引き上げる条例改正(議案第16号)も起立多数で可決されました。市長の公務出張時における不適切な行動をめぐっては、今村寿人議員提出の市長不信任決議が無記名投票で賛成10票・反対7票となり、可決に必要な13人に届かず否決されました。百条委員会を設置する決議も起立少数で否決されましたが、佐々木博議員提出の辞職勧告決議は無記名投票で賛成9票・反対7票で可決されました。市長の給料月額を残りの任期中5割減額する条例(議案第25号)も起立多数で可決され、そのほかの市長提出議案は異議なく可決されました。
詳しい内容
- 1議案第6号「令和7年度田川市一般会計予算」(総額357億3696万1000円)は小林義憲・石松和幸・柿田孝子の3議員が賛成討論し、起立多数で可決。
- 2山野義人議員ほか2名提出の修正案(4事業計5342万5000円を減額)は、尾﨑行人・髙瀬冨士夫両議員が賛成、辻智之議員が反対の討論をし、起立少数で否決。
- 3議員提出議案第38号「村上卓哉田川市長に対する不信任決議」は今村寿人議員が提出。無記名投票で賛成10票・反対7票(うち白票3票)、必要な13人に届かず否決。
- 4不信任決議には石松和幸・小林義憲・香月隆一の3議員が反対、山野義人・尾﨑行人・佐々木博・永松広宣・髙瀬冨士夫・田守健治の6議員が賛成の討論。
- 5議案第25号「田川市市長の給料の減額に関する条例の制定」(給料月額の5割減額)は継続審査の申出が起立少数で否決され、再審査のうえ起立多数で可決。
- 6議員提出議案第39号「田川市長の公務の調査に関する決議」(市長の公務出張と市職員の人事異動を調べる百条委員会の設置)は起立少数で否決。
- 7同決議は尾﨑行人議員が提出。今村寿人・永松広宣両議員が賛成討論、辻智之・佐藤俊一両議員が執行部の調査を待つべきだとして反対討論。
- 8議員提出議案第40号「村上卓哉田川市長に対する辞職勧告決議」は佐々木博議員が提出。無記名投票で賛成9票・反対7票(うち白票2票)で可決。
- 9議案第16号「田川市国民健康保険税条例の一部改正」は税率を2年間で段階的に引き上げる。柿田孝子議員が反対討論、起立多数で可決。
- 10議案第15号「田川市手数料条例の一部改正」はコンビニ交付の住民票の写しなどの手数料を1年間300円から10円に下げるもので、異議なく可決。
- 11議員提出議案第30号〜第37号(意見書5件・決議2件・政務活動費条例の改正)はいずれも可決。第33号・第34号・第37号は起立多数、ほかは異議なし。
- 12村上卓哉市長は閉会の挨拶で、自身の不適切な行動で議会に混乱を招いたとして改めておわびし、意見や批判を受け止めると述べた。
この日の議題
- 議案第12号 田川市職員の給与に関する条例等の一部改正について
- 議案第13号 田川市個人情報保護法施行条例及び田川市議会の個人情報の保護に関する条例の一部改正について
- 議案第14号 財産の取得、管理、処分等に関する条例の一部改正について
- 議案第15号 田川市手数料条例の一部改正について
- 議案第16号 田川市国民健康保険税条例の一部改正について
- 議案第17号 田川市生活環境と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について
- 議案第18号 田川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
- 議案第19号 田川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
- 議案第20号 田川市病児病後児保育室の設置及び管理に関する条例の一部改正について
- 議案第22号 田川市教育職員の給与等に関する条例の廃止について
- 議案第6号 令和7年度田川市一般会計予算(修正案の審議・採決を含む)
- 議案第7号 令和7年度田川市国民健康保険特別会計予算
- 議案第8号 令和7年度田川市後期高齢者医療特別会計予算
- 議案第9号 令和7年度田川市急患医療特別会計予算
- 議案第10号 令和7年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金特別会計予算
- 議案第11号 令和7年度田川市病院事業会計予算
- 議案第23号 特定の事務を取り扱う郵便局の指定について
- 議案第24号 市道路線の認定について
- 議案第26号 工事請負契約の変更について
- 議案第27号 令和6年度田川市一般会計補正予算(追加)
- 議員提出議案第38号 村上卓哉田川市長に対する不信任決議について(追加日程)
- 総務文教委員会の中間報告について[議案第25号 田川市市長の給料の減額に関する条例の制定について]
- 総務文教委員会の閉会中の継続審査について
- 議案第25号 田川市市長の給料の減額に関する条例の制定について(追加日程)
- 議員提出議案第30号 再審法改正を求める意見書について
- 議員提出議案第31号 公立小中学校における学校給食費の無償化を求める意見書について
- 議員提出議案第32号 教育予算の増額と負担軽減措置等の拡充を求める意見書について
- 議員提出議案第33号 企業・団体献金の禁止の実現を求める意見書について
- 議員提出議案第34号 自民党派閥裏金問題の真相の徹底解明を求める意見書について
- 議員提出議案第35号 ワンヘルスの推進に関する決議について
- 議員提出議案第36号 一般廃棄物処理業務に関する調査特別委員会の経費に関する決議について
- 議員提出議案第37号 田川市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について
- 議員提出議案第39号 田川市長の公務の調査に関する決議について(追加日程)
- 議員提出議案第40号 村上卓哉田川市長に対する辞職勧告決議について(追加日程)
出席した議員
このページに出てくることば12語
補正予算
年度の途中で、当初決めた予算に金額を足したり組み替えたりすること。急な支出や国の交付金に対応するために組まれます。
一般会計
市の基本的な仕事(福祉・教育・道路・消防など)のお金をまとめて扱う、市の予算の中心となる会計です。
特別会計
国民健康保険や後期高齢者医療など、決まった収入で決まった事業を行うために、一般会計と分けて管理する会計です。
基金
決まった目的のために市が積み立てているお金(貯金)。使うときは「繰入れ」、貯めるときは「積立て」と呼びます。
討論
採決の前に、議案に賛成か反対かの立場を明らかにして意見を述べること。反対討論・賛成討論があります。
意見書
市民の暮らしに関わる問題について、市議会として国や県に「こうしてほしい」と伝える文書。議会で可決して提出します。
条例
市が法律の範囲内で独自に定めるルール。つくる・変える・なくすには議会の議決が必要です。「一部改正」は条例の一部を書き換えることです。
執行部
市長をトップとする市役所側のこと。議会(議決する側)に対して、実際に仕事を行う側です。
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