この会議で何があったか
令和7年9月11日の本会議では、一般質問のあと、議員提出議案第45号「情報公開請求に係る個人情報漏えいの調査に関する決議について」が議題となりました。提案した香月隆一議員は、令和3年6月に市と大任町へ情報公開請求をした人に、翌日、当時の国会議員の秘書から取下げを求める電話があったとして訴訟になり、令和7年8月7日に市が漏えいがあったことは否定できないと認めて和解したと説明しました。決議は、地方自治法第100条の調査権限を委任した委員17人の特別委員会を設け、本年度150万円以内で調査する内容です。討論では尾﨑行人議員と永松広宣議員が和解の成立や費用などを理由に反対し、石松和幸議員、榊原大祐議員、佐藤俊一議員が再発防止のため調査が必要などとして賛成しました。起立採決の結果、起立多数で可決され、委員長に香月隆一議員、副委員長に辻智之議員が互選されました。
詳しい内容
- 1議員提出議案第45号「情報公開請求に係る個人情報漏えいの調査に関する決議について」は、香月隆一議員が提案理由を説明し、質疑はなく委員会付託を省略した。
- 2決議は、委員17人の調査特別委員会を設置し、地方自治法第100条第1項と第98条第1項の権限を委任して、閉会中も調査できるとした。
- 3調査事項は令和7年8月7日に和解が成立した、市と大任町が損害賠償を求められた訴訟に係る個人情報の漏えいで、経費は本年度150万円以内とした。
- 4香月議員は提案理由で、令和3年6月の情報公開請求の翌日に当時の国会議員の秘書から請求者へ取下げを求める電話があったとして訴訟になったと説明した。
- 5香月議員の説明では、請求は平成31年4月の市長選挙の選挙運動費用収支報告書や、ごみ収集運搬業務委託の事業者選定に関する文書など3点。
- 6香月議員は、市は漏えいがあったことは否定できないと認めて和解したが、内部調査では当時の関係課の職員や市長、副市長ら全員が否定していると述べた。
- 7尾﨑行人議員は、和解の成立、2回の内部調査で確認できないこと、市の財政状況から150万円の調査費を充てることなどを挙げて反対討論を行った。
- 8永松広宣議員は、調査と和解内容に矛盾が生じる可能性や職員らの心理的負担を挙げ、執行部に再発防止策の検討を依頼すれば十分として反対討論を行った。
- 9石松和幸議員と榊原大祐議員は、二度と繰り返さないために百条調査権による調査が必要として賛成討論を行った。
- 10佐藤俊一議員は、市の情報管理への住民の信頼を回復するため、百条調査権を持つ特別委員会で真相を解明する必要があるとして賛成討論を行った。
- 11採決は起立により行われ、起立多数で議員提出議案第45号は原案のとおり可決された。
- 12議長の指名で出席議員17人全員が調査特別委員会の委員に選任され、互選で委員長に香月隆一議員、副委員長に辻智之議員が決まった。
この日の議題
- 議員提出議案第45号 情報公開請求に係る個人情報漏えいの調査に関する決議について
- 情報公開請求に係る個人情報漏えいに関する調査特別委員会委員の選任(議長指名)
出席した議員
このページに出てくることば8語
委託料
市の仕事を民間の会社や団体に頼んで行ってもらうときに支払うお金です。
提案理由説明
議案を出した側(市長など)が、なぜこの議案が必要かを本会議で説明すること。その後に議員が質疑をします。
質疑
議案の内容について議員が執行部(市の側)に質問し、答えを求めること。意見を述べる「討論」とは区別されます。
討論
採決の前に、議案に賛成か反対かの立場を明らかにして意見を述べること。反対討論・賛成討論があります。
委員会付託
本会議に出された議案を、専門の委員会(総務文教・厚生・建設経済など)に回して詳しく審査してもらうこと。委員会の結果を受けて本会議で採決します。
人事案件
副市長や教育長、監査委員などの選任について、市長が議会の同意を求める議案です。
執行部
市長をトップとする市役所側のこと。議会(議決する側)に対して、実際に仕事を行う側です。
百条委員会
地方自治法100条に基づく調査特別委員会のこと。関係者に出頭・証言や記録の提出を求めることができ、正当な理由なく拒むと罰則の対象になります。議会が持つ最も強い調査権限です。
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本会議の記録一覧へこのページは、田川市議会の会議録検索システムで公開されている本会議の会議録をもとに、運営者がAIを活用して整理・要約したものです。正確な内容は原本をご確認ください。誤りに気づかれた場合はお問い合わせからご連絡ください。
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