この会議で何があったか
令和8年9月30日の総務文教委員会では、冒頭で浦野市長が、令和8年度予算は前市長のもとで編成された本格予算だとして、新規事業や未執行の事業を中心に執行をいったん凍結し、自らの政策判断をしたいと報告しました。続いて、付託された認定第1号「令和7年度田川市一般会計決算」のうち委員会の所管分を、財政課から議会事務局まで13の課・局ごとに審査しました。財政課は普通会計の実質収支が8億4000万円の黒字になったものの、普通交付税やふるさと寄附金の増収による外的要因で、財政の体質が改善したわけではないと説明しました。佐々木博議員は前市長をめぐる第三者委員会の費用を税金で払うことに納得できないとして反対し、挙手採決で賛成は2人の少数となり、委員会としては不認定としました。陳情第3号(災害時のペット避難所)は継続審査、陳情第4号(田川小学校の通学路の陸橋の存続)は異議なく採択されました。
詳しい内容
- 1浦野市長は冒頭、令和8年度予算は前市長のもとで編成された本格予算だとして、新規・未執行の事業を中心に執行を一時凍結し政策判断したいと報告した
- 2市長は公約を実現したい思いと、前市長時代の政策を検証する時間が必要だとし、凍結の対象事業は早急に洗い出して議員に報告するとした
- 3認定第1号「令和7年度田川市一般会計決算」は挙手採決で賛成2人の少数となり、委員会として不認定とした
- 4佐々木博議員は、前市長をめぐる第三者委員会の1000万円以上の費用を市民の税金で払うことに納得できないとして反対を表明した
- 5総務課は、第三者調査委員会は令和7年7月の臨時会で条例により設置し、予算に計上した経費を公費で負担していると説明した
- 6財政課:普通会計の歳入は369億6000万円、歳出は360億5000万円で、実質収支は8億4000万円の黒字だった
- 7黒字は普通交付税やふるさと寄附金の増収という外的要因によるもので、経常収支比率は97.2%と財政の自由度は極めて低いと説明した
- 8ふるさと寄附金は駆け込み需要などで約8億円増えて15億2000万円となり、誘致企業の新工場建設費として11億4000万円を貸し付けた
- 9税務課:市税の収入額は54億7620万5000円。定額減税の終了や賃金の上昇で個人市民税が増え、収納率は95.61%に改善した
- 10世羅翔二郎議員の質問に、執行部は総務課の残業増はシステム標準化への対応が主な要因とし、精神疾患で休む職員は計7人と答弁した
- 11浦野市長は職員の質の向上が大事だとし、年度ごとに入れ替わる会計年度任用職員では育成が難しく、採用から退職まで見据えた教育が必要と述べた
- 12一般質問で香月隆一議員が取り上げた、防犯灯で区が払っている費用の扱いについて、執行部は現状と課題を整理しているところと答弁した
- 13行政委員会事務局は、7月の市長選は令和5年の選挙と比べ、70歳代を中心に高齢者層の投票率の下がり幅が大きかったと分析した
- 14陳情第3号「災害時ペット避難所の整備及び支援に関する陳情」は、執行部による県内自治体の調査資料がそろわず継続審査となった
- 15陳情第4号「田川市立田川小学校の通学路となっている陸橋の存続を求める陳情」は異議なく採択され、執行部に送付される
- 16執行部は陸橋の耐震性は古い資料しかなく診断しないと分からないと説明し、委員会は耐震調査の検討も求めることにした
この日の議題
- 市長からの報告(今後の予算執行について)
- 認定第1号 令和7年度田川市一般会計決算(総務文教委員会所管分)
- 陳情第3号 災害時ペット避難所の整備及び支援に関する陳情
- 陳情第4号 田川市立田川小学校の通学路となっている陸橋の存続を求める陳情
発言などが確認できた議員(中継の文字起こしから)
このページに出てくることば11語
一般会計
市の基本的な仕事(福祉・教育・道路・消防など)のお金をまとめて扱う、市の予算の中心となる会計です。
歳入
市に入ってくるお金のこと。税金、国や県からの交付金・補助金、借入れ(市債)などがあります。
歳出
市が使うお金のこと。予算では「総務費」「民生費」のように、目的ごとの区分で示されます。
決算
1年間の収入と支出の実績をまとめたもの。年度が終わった後に確定し、議会が内容を審査して「認定」するかどうかを決めます。
地方交付税
全国どの市町村でも一定の行政サービスができるように、国が税収の少ない自治体へ配るお金。使い道は自由で、「普通交付税」はその主なものです。額は国が毎年決めます。
委員会付託
本会議に出された議案を、専門の委員会(総務文教・厚生・建設経済など)に回して詳しく審査してもらうこと。委員会の結果を受けて本会議で採決します。
条例
市が法律の範囲内で独自に定めるルール。つくる・変える・なくすには議会の議決が必要です。「一部改正」は条例の一部を書き換えることです。
執行部
市長をトップとする市役所側のこと。議会(議決する側)に対して、実際に仕事を行う側です。
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総務文教委員会のほかの記録
このページは、田川市議会の公式YouTube中継の音声の文字起こしをもとに、運営者がAIを活用して整理・要約したものです。人名・地名・数字に聞き取りの誤りが入ることがあります。会議録が公開されていない委員会などの会議と、会議録が出る前の直近の本会議に使っています。正確な発言は中継の録画で確かめてください。誤りに気づかれた場合はお問い合わせからご連絡ください。
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