この会議で何があったか
9月30日の厚生委員会では令和6年度決算を審査しました。市立病院の病院事業会計は、入院患者の増加で医業収益が51億2200万円に回復した一方、給与費などの増加で約6億円の純損失となり、認定されました。国民健康保険特別会計は単年度で約2億円の実質赤字となり基金約1億1000万円を取り崩しましたが、後期高齢者医療・急患医療の各特別会計とともに認定されました。一般会計決算は、田川郡東部環境衛生施設組合への負担金5億4300万円の内訳やスポーツ施設建設費が不明確なこと、大任町から規約に基づく決算資料が提出されていないことを理由に反対討論があり、可否同数の末、委員長裁決で不認定とすべきと決定されました。また、診療報酬の引き上げなどを国に求める「持続可能な病院経営の確保を求める意見書」を本会議に提出することを決めました。
詳しい内容
- 1令和6年度病院事業会計決算は純損失6億823万6000円。入院収益11.5%増で医業収益51億2200万円と回復したが、給与費14.6%増などで費用が上回り認定された
- 2病院の利益剰余金は1億7687万5000円まで減少し、現金も年度中に約7億円減少。全国の自治体病院は9割近くが赤字と報告された
- 3国保特別会計は形式上1252万円の黒字だが単年度実質収支は1億9716万円の赤字。基金1億988万円を取り崩し、残高は約3億7000万円に減少
- 4令和6年12月2日のマイナ保険証移行で短期被保険者証・資格証明書は廃止。分納中の滞納世帯には1年分の資格確認書を交付する運用に変わった
- 5子ども医療費助成は令和6年10月から高校生世代まで拡大。高校生分の年間費用は約3200万円(中学生の約8割)と推計されると説明があった
- 6生活保護基準引き下げを違法とした本年6月27日の最高裁判決について報告があり、市は国の専門委員会の検討結果を注視すると説明した
- 7一般会計決算(厚生委員会所管分)は挙手採決で可否同数となり、委員長裁決により不認定とすべきと決定された
- 8大任町に委託したごみ処理施設等建設に関する決算資料(規約第4・5条)が平成29年度分以降未提出で、期限を設けた提出要求を求める要望が出た
- 9家庭ごみ収集運搬業務は現行業者との契約解除(11月30日)を受け、11月中旬に指名競争入札を行う予定と説明。副市長は公平公正の担保を表明した
- 10「持続可能な病院経営の確保を求める意見書」を委員会提出議案として本会議に提出することを決定した
この日の議題
- 認定第6号 令和6年度田川市病院事業会計決算
- 認定第1号 令和6年度田川市一般会計決算(人権同和対策課・市民課・環境政策課・保健福祉課・生活支援課・高齢障害課・子育て支援課所管分)
- 認定第2号 令和6年度田川市国民健康保険特別会計決算
- 認定第3号 令和6年度田川市後期高齢者医療特別会計決算
- 認定第4号 令和6年度田川市急患医療特別会計決算
- 持続可能な病院経営の確保を求める意見書の提出
発言などが確認できた議員(中継の文字起こしから)
このページに出てくることば9語
一般会計
市の基本的な仕事(福祉・教育・道路・消防など)のお金をまとめて扱う、市の予算の中心となる会計です。
特別会計
国民健康保険や後期高齢者医療など、決まった収入で決まった事業を行うために、一般会計と分けて管理する会計です。
決算
1年間の収入と支出の実績をまとめたもの。年度が終わった後に確定し、議会が内容を審査して「認定」するかどうかを決めます。
基金
決まった目的のために市が積み立てているお金(貯金)。使うときは「繰入れ」、貯めるときは「積立て」と呼びます。
負担金
複数の自治体で行う事業や、国・県の事業の費用のうち、市が分担して支払うお金です。
討論
採決の前に、議案に賛成か反対かの立場を明らかにして意見を述べること。反対討論・賛成討論があります。
意見書
市民の暮らしに関わる問題について、市議会として国や県に「こうしてほしい」と伝える文書。議会で可決して提出します。
規約
一部事務組合や広域連合など、複数の自治体でつくる団体のルール。変えるには関係する各議会の議決が必要です。
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厚生委員会の記録一覧へこのページは、田川市議会の公式YouTube中継の音声の文字起こしをもとに、運営者がAIを活用して整理・要約したものです。人名・地名・数字に聞き取りの誤りが入ることがあります。会議録が公開されていない委員会などの会議と、会議録が出る前の直近の本会議に使っています。正確な発言は中継の録画で確かめてください。誤りに気づかれた場合はお問い合わせからご連絡ください。
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